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週間 NFTニュース #5 2021/03/08

NFTは盛り上がってきていますのでその空気を感じていただけると著者としても嬉しい限りです。こちらのツイッターアカウントで、リアルタイムで情報発信しています。よろしければフォローください。

このニュースは、特定のNFTの購入を勧めません。紹介されたプロジェクトの安全性を補償するものではありませんことご了承の上ご購読ください。

スキャムとわかるものは取り上げないようにしていきますが、プロジェクトの成功の可否や運営の失敗交代、スキャム化などは時間によって変動するものです。最後のアクションを取られる時は、その時点で再度調べていただき無理のない範囲での活動をおすすめします。

 

Ben Mauro’s Evolutionコレクションが VIV3 Flow ベースのマーケットで販売され即完売

Flowを利用したNFTマーケットVIV3にて、リアル世界のアーティストである Ben Mauro氏のNFTコレクションの発売された。結果として7分で販売完了となり、$2M(2億円超)の売り上げを果たした。

Ben Mauroは実世界でクリーチャーのデザイナーとして有名な方。ゲーム、アニメ、映画等で有名なコンテンツを作成した例がある。こちらから彼の作品リストにいくことができます。リアルで有名な方がNFTアートをドロップするモデルの活動となる。


TopShotに続く新しいコンテンツをFlow陣営は構築できるのか注目している。今回の販売時にはFlowが必要であった。その影響からかFlowの価格も販売前におよそ50%ほどの上昇した。FlowのETHからの簡単なルートの構築を期待したい。

## Aavegotchi PortalのNFT($5.5M)が1分で完売

https://aavegotchi.medium.com/aavegotchis-have-arrived-e0ab203e68b1

Aavegotchi portaのNFTがPolygon(旧 Matic Network)上で販売され、$5.5M分のNFTが1分で完売となった。 Aavegotchi は、所有し育てることにより、所有者は報酬をえることができる仕組みを持つ DeFiとゲームの側面を持つプロジェクト。Aavegotchiの仕組みは、公式ツイッターの説明がとてもわかりやすい

https://twitter.com/aavegotchi/status/1304031727875047425



– NFTを用いたDeFi運用
– Polygon上での大規模NFTの販売

この2つの実験がうまく始まった事例。「たまごっち」のように世話をしてあげる必要がある仕組みでよりDeFiが身近になるか? 購入者は一定時間この子の世話をしながら、稼ぐ。でも子育てが辛かったら、セカンドマーケットに出せる優しい設計。今後が楽しみである。

「NFT Studio」2021年3月ローンチ予定

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000041264.html

@NFTStudio_com

クリプトゲームのクリプトスペルズを運営するCryptoGamesが、イラストレーターが自身の作品をNFTアートとしてブロックチェーン上に発行できるサービスを開始する。

代表の小澤さんのツイートによると、絵師さんへの啓蒙活動を初め、仮想通貨を受け取れない法人様 IPのサポート、 また、二次創作イラストのNFTをクリエイターが発行・販売できるよう、版権元への許諾とロイヤリティ分配のスキーム等も推進していくとのことでした。


下記のニュースに出てくる「nanakusa」に続き、日本初の発行を含むNFTプラットフォーム事業は2例目となる。海外のNFTプラットフォームの成功をみた事業者のプラットフォーム展開の増加があるのではないかとみている。

主力の事業であるクリプトスペルズはよくデザインされたゲームのプラットフォオームで、アーティストとは相性のよい事業をすでに進めておられると感じている。ユーザー独自のカード発行などの柔軟な活動もみられ、プラットフォーマーとしての新たな仕掛けに期待が持てる。

NFTマーケットプレイス『nanakusa』3月15日にβサービスリリース

https://nanakusa.io/

株式会社スマートアプリは、国内初のクリプトアーティスト登録制NFTマーケットプレイス『nanakusa』(https://nanakusa.io)のβサービスリリース及び、公認クリプトアーティストの募集を3月15日に開始することを発表。下記の予定で展開をしていく。

3月15日
・nanakusaβサービス リリース
・公認クリプトアーティストの募集開始

4月21日
・nanakusaにて、アーティスト作品の販売開始 (本リリース)


アーティストの方の中には、英語+初めてのNFT対応に躊躇される方も多くいます。あたらしい、プラットフォームが日本のアーティストが世界に出るきっかけとなればいいなと思っています。

希少価値をもつ Pepe 「美術史で最も重要なNFT」が205ETHで販売される

https://cointelegraph.com/news/rarest-pepe-most-important-nft-in-art-history-sells-for-205-eth

最も希少なPepeである「HomerPepe」が、205 ETH($ 320,000)で売買されました。

Homer Pepeは、2016年にJoe Looneyによって作成されました。2018年にRare ArtLabsデジタルアートフェスティバルで展示されたRarePepeコレクタープラットフォームからユーザーが作成したNFTです。

このNFTは、ブロックチェーンアートの初めてのライブオークションで8,500ドル(400万円程)で販売され世間を賑わしました


NFTの歴史はまだ5年経過していません。その短い歴史の中でも、初期のNFTには骨董的価値がみいだされているようです。CryptoPunksなども元祖NFTに近い地位を得ています。今後、記念碑的なNFTの価値が高まることがしばしばみられるかもしれません。あなたのウオレットのどれがお宝になるのか?たのしみですね。

ロックだぜ!ローリングストーン誌が、NFTの説明を!

 

https://www.yellowheart.io/

海外ではとてもメジャーなバンドが「Kings of Leon」が、NFTを用いてベストアルバムを販売することを発表しました。

新作のアルバムはAmazonなどの他の媒体でも同様に販売されますが、NFT版のみには追加トラックが特典として入っています。

また、ゴールデンチケットと呼ばれる特別版があり、各「ゴールデンチケット」は、実際のコンサートチケットとしても使えます。トークンを所有している人は誰でも、生涯の各ツアー中にキングスオブレオンのコンサートの最前列席が4つ保証されるなどの特別な特典が含まれます。

ロック雑誌の最高峰のローリングストーンズ誌も真っ先にとりあげました。その他一般メディアでも取り上げられ英語圏では大きなニュースになっていることが伺えた。

音楽アルバム販売のNFT活用の成功をみて他のアーティストが続くかもしれないと感じている。

今回の販売では、私でも手が届く金額での販売もあったので早速購入した。

金額は50ドルと手軽に購入することができ、購入後、NFTの説明にあるダウンロードサイトにいくと、MetaMaskでの接続ボタンがありました。接続後 Redeemボタンでmp3もしくはwavの形式でのダウンロードが可能。

このスタンダード版は購入時にNFT化(Mint)される仕組みを採用されているようであり、コストのかかるMintによる、コストを気にしなくてもよく、よく考えらた仕組みであると感心した。

amazonでもmp3をダウンロードする形態が主流であり、NFTだから不便だったことは特になく。おまけがつくのでNFTバージョンがいいだろうと思わせてくれた

バンクシーの作品が焼却されNFT化し競売が行われる予定

BurntBanksyのツイッターアカウント

バンクシーのアート作品が燃やされNFTになる。このNFT化はバンクシーではなく第3者によるものである。作品は「Morons」と題された風刺画。焼却はニューヨークで行われ、ツイッターアカウント「BurntBanksy」でライブストリーミングされた。

3月9日から9日にNFTマーケットプレイスのOpenSeaで競売が開始されている。
OpenSea バンクシーオークション会場

 

燃やされたバンクシー作品は500個のコピーが作成された作品です。下記はオークションの解説のコピーであり、その点についても明記されている。

This 1 of 1 NFT was created upon the burning of the original Pest Control-certified Banksy Morons print #325 of 500. This is the first ever authentic Banksy piece being turned into an NFT. Watch the burning of the piece here: https://twitter.com/burntbanksy. View the original COA on IPFS: https://gateway.pinata.cloud/ipfs/QmZg8P27gs6aQTxMhd7Qha4G9xkHdar8iYSHnQSksYaWsN/original-banksy-morons-coa.jpg

500枚のコピーのいくつかは現在でも市場で2次流通している。200万円程度で販売しているサイトも検索で容易に発見できる

 228.69ETH(4130万円)で落札されました。

今回の作品はNFT化のパフォーマンスと始めてお祭り的な活動を含めた値付けが行われるかもしれない。

バンクシーだから許されるのかもしれないが、作品を灰にするという行為についての可否も難しいところであろう。それとも、SF世界のように物理から開放された作品は永遠の命をもち次の次元にいくのか?

ツイッター社 CEOのジャック・ドーシーのツイートがNFT化されて販売開始。$⒉5M(2.5億円強)以上になるか

jackのこのツイートより世界に広まった。

tweetをNFT化し売買できるプラットフォームによってツイートが販売開始されたのだ

Valuables

上記のプラットフォームによってNFT化と販売がされている。実は、MetaDataはMatic Network(現 Polygon)に格納される構造であるとのこと。

売買においては下記のフィールールが適用される

  • 95%はオリジナルのツイート作成者に支払われます。5%は、Valuables by Centの運営使われます。
  • 二次販売の場合は、87.5%が販売者に、10%がクリエイターに、2.5%がCentに行きます。

Twitter社CEO自身がNFT化を行ったことは、NFT界にとっても大きな一歩


このプラットフォームはツイート作成者自身に報酬が入るため、月の土地を売るなどに比べて、虚無なものを売っている感覚は少ないし意味があると感じる

自分はNFTを理解しているつもりでも所有とは?という言葉がよぎる。時代感覚を刷新するというの簡単ではないなと感じる日曜日の夜でした

 


Twitterをフォローいただけますと、掲載時にお知らせができます。
ツイッターはこちら

あっという間にまた1週間すぎました。どれだけ高値でNFTが売れたのかというニュースが多かったですが、先週はもう少し世界が進んだように感じます。

バンクシーのオークションはイベント的ですが十分に物理とNFTの価値創造の実験と見えます。Jackのツイート販売については、私でさえも価値とは、なんなのかと頭をシャッフルさせられました。私は先端を行ってる自信がありましたが、世界の刷新スピードは想像を超えていました。

最近、改めて感じているところは多くのアーティストさんがNFTに感心を持ち、そしてNFTアートのリリースを始めているところです。そこには世界に届く道が見えます。ささやかながら私も彼・彼女たちの活躍がみたい。そうおもいリストにしています。

[blogcard url=”https://harukataro.com/japanese-nft-artist/”]

 

今晩もClub House開催します
ぜひご参加ください

 

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