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週間 NFTニュース #1 2021/02/08

NFTは盛り上がってきていますのでその空気感を感じていただけると著者としても嬉しい限りです。こちらでツイッターでは、リアルタイムで情報発信しています。よろしければフォローください。

このニュースは 特定のNFTの購入を勧めません。紹介されたプロジェクトの安全性を補償するものではありませんことご了承の上ご購読ください。

スキャムとわかるものは取り上げないようにしていきますが、プロジェクトの成功の可否や運営の失敗交代、スキャム化などは時間によって変動するものです。最後のアクションを取られる時は、その時点で再度調べていただき無理のない範囲での活動をおすすめします。

 

FLOWが初のStaking Rewardを配布

https://www.onflow.org/

FLOWはETHのGAS代などの問題を解決すべくDapper Labsが開発した新しいブロックチェーン。ゲームやアートなどのNFTへの活用を当初から考えられて作られています。

2020年9月に行われたFLOWのICOが行われ、購入金額は$0.1/Token。1人の上限は1000ドルで、かつ1年のロックが条件であったので多くのICO参加者は1000ドルをそのままStakingに入れることになった。

初のRewardのタイミングでFLOWの価格は$10ドル近辺で推移しており、多くの参加者がそのタイミングで$2000近いリターンを得ることができ原資を回収できたことになる。現在も$10近辺で価格は推移。ICOを行ったCoin List以外にHuobiでも取引がスタートしている。

クリプトアート HashMasksの販売開始

https://www.thehashmasks.com/

各種遊び要素が込められたクリプトアートのコレクションが発売されました。世界の70人以上のアーティストが参加しマスクをした人物を書いたNFTアートとなります。

参照:https://www.thehashmasks.com/

0.1ETHから300ETHまで7つの金額で初期販売が行われました。1次販売ま終了しており、現在入手はセカンドマーケットで行う必要があります。2次販売も盛んで、現在、最低価格は0.8ETHあたりで取引が行われています。最高値の取引は64万ドルであったとのことです。

HashMasksは所持するだけでNCTトークンが配布されます。NCTトークンは半年分貯めておくと名前を変える権利が得られます。すでに多くののアートで名前が変更されています。

背景やマスクにも意味を持たせていたり、背景にヒエログラフがひっそりとうめこまれている絵があったりと、各種の謎解き要素もありDiscordでのコミュニティももりあがっています。種類ごとにDiscordも立ち上がって大盛り上がりの様相です。

このタイプのコレクションではCryotopanksが大成功を収めており、平均売買金額が 5ETHで取引がされています。こちらのコレクションも購入が難しくなってきています。平均価格もさることながら、出品がなくなかなか手に入らないものとなっています。

HaskMasksは似た絵柄でHaskMasksではないものの販売も増えてきていますので購入をされる方は注意してください。運営は、DiscordにてOpenSeaで、販売されているものがHaskMasksシリーズであることを確認して購入するようにすすめています。

NFTのトレード金額が12月の10倍に

https://dappradar.com/blog/dapp-industry-report-january-2021

Dapps Raderは最新のレポートで2021年1月のEthereumエコシステムのNFTトレード金額はは12月にくらべて10倍の規模の3300万ドルあったとレポートしている。HashMasksもEthereumカテゴリーの流通に貢献しており900万ドルはHaskMasksによって得られた流通量が後押ししている。

また、FLOWブロックチェーンのNBA TOP SHOTがNFTが4000万ドルの販売量であったとのこと。すでに1タイトルでETH全体の取引量を超えている.

NBA TOP SHOTはコンテンツが優れているのもありますが、外から見るとブロックチェーンをつかっていることが見えるようになっていなく、裏でコンテンツ管理でFLOWを使っているというモデルになります。

日本ではゲームのキャラクターを中心としたNFTが多くありましたが、海外ではコレクター心をくすぐるNFTがヒットを飛ばしている様子が伺えます。サッカー選手を題材としたsorareも昨年から人気がでてきていました。NBA 米国のトップスポーツの力を感じました。

コインチェックがNFTマーケット miimeの運営会社を買収

https://corporate.coincheck.com/2021/02/05/130.html

miime(ミーム)は日本発のNFTマーケットです。現在は12種類の主にゲームで使われるNFTを販売していました。また独自の構造でOpenSeaの出品もリストに含まれている比較的開けた思想をもつ、トップクラスのNFTマーケットです。マイクリなどのプレイヤーにも人気があります。

マイクリプトヒーローズのNFTアイテムは、アイテムをEthereumからゲームないに持ち込んで使用する必要があり、外部のマーケットで取引するときはいったんEthereumに出す必要がありましたが、在日のNFT運営会社が、中心となって開発したオフチェーン対応のNFT対応規格 Oct-Passに対応して、パブリックチェーン外で取引が行え、Gas代の節約をできる新しい技術も取りれています。

コインチェックは、ERC-1155を開発した Enjinのトークンの取扱、FLOWとの協調など、大きくNFTビジネスに向けた投資を行っている

HaskMasksがNFTXに対応

https://twitter.com/TheHashmasks/status/1357618774518693889?s=20

新しいクリプトコレクションを担保にERC20のトークンを発行するNFTXにHaskMasksが対応しました。この担保によって作成されたMASKトークンは Sushi Swapなどて売買することができ、インデックスファンドとして機能します。

コレクター側面ではなく、投資商品としてコレクションの値上がりに投資する手段の提供といえます。またDeFiをうまく組み込むことによってNFT特有の売買の手間が省け流動性の強化が望めます。

コレクターにとっても1MASKを調達すれば平均値でHaskMasksを手に入れることができる機会を得られることになります。ただし、得られるNFTを選ぶことはできませんので、くじみたいな要素があります。

現在0.83ETHあたりで推移しています。およそOpenSeaの売買最低価格と同じくらいないでアービトラージにて価格の平準化がうまく動いていそうです。ただし、ガス代考えると…?どうでしょうか。アービトラージも厳しい時期ですね。

参照:https://sushiswap.fi/pair/0xfd38565ef22299d491055f0c508f62dd9a669f0f

ZoraにLinkinPark Mike Shinodaが音源を掲載

https://twitter.com/mikeshinoda/status/1357881361877463040

https://zora.co/mike/337

アーティストのためのNFTプラットフォーム ZoraにLinkinParkのMike Shinodaが音源を投稿。現在 4ETHのbitが入っています。Mikeさん自身がこのNFTの投稿についてtwitterでも説明しています。
https://twitter.com/mikeshinoda/status/1358090976414236674

音楽関係では、3LAUさんがNiftyGatewayにアルバムをNFT化して出品していたりしています。

https://twitter.com/3LAU/status/1350893555397509120

大型アーティストのNFTの活用が始まりそうです。Shindaさん自身はTwitterでフォロワーに、NFTとはという説明とこれは実験的な活動で、今回の売り上げは寄付することを明言しています。

今後ボリューム感やメルマガ化などみなさまのご意見を聴きながらチューンしていきます。ぜひご期待ください。

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