Press "Enter" to skip to content

週間 NFTニュース #26 2021/08/02 〜Shopify/エルミタージュ美術館/草間彌生さん/ストーナー・キャッツ/コカコーラ〜

〜ShopifyがNFT販売の機能を追加/エルミタージュ美術館が所有作品をNFT化/草間彌生さんのNFTが添付された作品が17.8億円で落札される/ストーナー・キャッツが大人気。Ethereumネットワークにも影響がでるほど〜などをお届けします

このメディアでは1週間に起こったことをぎゅっとつめて、NFTの動向をパパッと把握できるようにしました。こちらで、リアルタイムでの情報発信もしています。また、本メディアは特定のNFTの購入を勧めません。紹介されたプロジェクトの安全性を保証するものではありません。投資する場合はご自身で、さらなる調査を行っていただき無理のない範囲での活動をおすすめします

 

Amazonと戦える数少ないEC会社 ShopifyがNFT販売の機能を追加へ

Shopifyをご存知でしょうか?Amazonに対抗できる数少ないECサービスとしてぐんぐん勢いを増している企業です。Amazonと異なり、それぞれの販売側が独立して販売サイトを簡単に開始できるサービスです。Amazonや楽天とは異なるアプローチでAmazonみたいな中央集権的なアプローチが嫌いな企業からうけています。

そのShopifyがNFT販売の機能も追加したというのが今回のお話です。まずは第一弾としてシカゴブルズのNFT販売サイトから始めています。

https://nft.bulls.com/

このNFTはFLOWベースで運用されており、このあたりはNBA TOPSHOTのバスケ界への影響も感じられます。ShopifyがFLOWとEthereumの2種類に対応ができるようです。しばらくは限られた顧客向けにのみ機能を提供し全開放の予定は未定とのこと。

ストアフロントを独自に作成できるShopifyはブランドイメージを自社で管理した企業にとってのクラウドサービスとしてAmazonとは違うアプローチで伸びてきています。従来のNFTもNFTマーケットか自社のサイトで独自のNFT販売機能を提供するかどうかという選択があります。ただ、NFTゆえに新しいことも多く実際に行える体力の企業も少なかったとおもいます。

ShopifyのNFT経験は浅くクリプト側から見ると不安もありますが、NBA TOP SHOTのようなアプローチができるのであればNFTの経験など関係なく伸びるのではないかとも思います。

 

エルミタージュ美術館が所有作品をNFT化しBinanceで発売へ

参照:Binance Blog Binance NFT Marketplace to Feature Tokenized Art, Including Leonardo da Vinci, from The State Hermitage Museum

エルミタージュ美術館はロシアにある世界3大美術館と称される名門の美術館です。今回、所蔵する作品をNFT化しBinanceにて販売することを発表しました。

NFT化はそれぞれ2個、そのうち1つをエルミタージュ美術館が保持、もう1個をBinanceにて発売する予定です。8月に売りに出されるNFTのベースはレオナルドダヴィンチ、ヴィンセントヴァンゴッホ、クロードモネ、ジョルジョーネとなっています。

アート作品を電子化してNFTとして販売するという新しい取り組みです。

古いアート作品の著作権はなく所有する美術館の権利として物理的所有以外になにがあるのだろうと考えてしまいます。。電子化したものにNFTのタグをつけそれを売るのは自由だとは思いますし、買い手が価値を感じれば売買としてはもちろん問題はないとは思います。

今回の活動を通じてエルミタージュ美術館は世界の反応を見ていきたいと言っています。他の美術館も注目するでしょう。

草間彌生さんのNFTが添付された作品が17.8億円で落札される

参照: http://www.jhpmzx.com/

上海のオークションハウス上海嘉禾で行われたオークションにて草間彌生さんの実作品+NFT(証明文章など)をセットにした作品は17.8億円で落札したことを美術手帖とコインテレグラフが報道しています。この金額は草間彌生さん自身としてもレコードとなる高額の落札額となっています。

今後、作品の履歴はNFTに記録されていくとのことです。このNFTサイドを準備したのは CrypotArt.Aiであり、物理的な作品に対してNFTを付加することによるエンパワーメントが期待できることを述べています。

今回の作品自体は物理作品が主でNFTは付属品という位置付けとなります。そのためNFTを主体とするオークションとは比較が難しいですが、物理アートに対するNFTの活用方法として模索されている使用法であり今後のリアルアートに対するインパクトも期待していきたいですね。

美術手帖 草間彌生の「無限の網」と関連資料のNFTが約17.8億円で落札。オークションレコードを更新

ストーナー・キャッツが大人気。Ethereumネットワークにも影響がでるほど

参照: OpenSea

Stoner CatsのNFT 10000個 x 0.35ETH が35分で完売しました。Stoner Catsは女優のMila Kunisさんが作成した猫が出てくるアニメです。このアニメを視聴するのにStoner CatsのNFTが必要となります。さらに、このアニメの声優がすごいのです。

じゃじゃん

参照: https://www.stonercats.com/

有名俳優達と我らがVitalik Burerinさんも声優として登場しているのです。そうです。みたことありませんか?このビデオ。これがStonerCatsに関わるメンバーでの宣伝動画だったのですねw

そしてその豪華製作陣の効果もあり、イーサリアムネットワークを重くするほどの大人気でした。ビデオというだけでなく、クラブの一員としての証明ともなりこの豪華メンバーの経営するCLUBは昨今のコレクタブルの成功法則+豪華メンバーを追加したものとなっています。そう、失敗するわけはないですね。これは今後芸能界にも波及してもおかしくない手法だと感じます。

コカ・コーラがNFTオークションを発表

コカ・コーラがNFTを発売しました。この発売に合わせ各種イベントも行いマーケティング活動の一環と考えられます。発売したNFTは Coca Cola The Friendship Box NFTと命名され、OpenSeaにて8/2までオークションが行われます。

この記事執筆時の最高入札額が既に30ETH(800万円)と、いい値段になっています。

参照:https://opensea.io/assets/0x455f04c9c54fffa699e9f6b1271e857a1f2bddfa/1

 

NFTを絡めたマーケティング活動が増えてきています。フード業界がNFTで稼ぐ必要も可能性もあまりないのでこのようにお祭りに仕立てていくのが現在の最良回答だと思っています。アーティストを活用しての活動となるので費用もかかりますが安いものでしょう。

プチニュース

 

大手メディアのニュース

新しい経済

テッククランチ

コインポスト

コインデスク

ダップスマーケット

クリプトタイムズ

コインテレグラフ

美術手帳

Coin Telegraph

PLAY TO ENARN

DappRadar

Decrypt

The Block

The Loop News

編集後記

今夜のNFT NIGHTからmiiinさんがレギュラーメンバーとして登場します。コレクタブル情報発信では群を抜いた知識量からくるトークが楽しみで仕方ありません。遊びにきてね。miinさんのアカウントはこちら。=>>> miiinさんのtwitter. フォロー推奨です。


ここまでお読みいただきありがとうございました。ぜひTwitterのフォローお願いします。
こちら

免責事項: 本ニュースの情報により、みなさまに発生あるいは誘発されたいかなる損害について作者ならびに関係者は一切その責任を負いません。本ニュースはいかなる商品を勧誘するものでも、投資情報を提供するものでもありません