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週間 NFTニュース #14 2021/05/10

NFTによって現実世界との接続がリアルになってきました。黎明期の高速な変化に置いていかれがちです。このニュースでは1週間に起こったことをぎゅっとつめて、NFT関連で何が起こったのかパパッと把握できるようにしました。

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本記事では特定のNFTの購入を勧めません。紹介されたプロジェクトの安全性を保証するものではありません。スキャムとわかるものは言及しないようにしていきますが、プロジェクトの成功の可否や運営の失敗交代などで、スキャム化する可能性があります。投資するタイミングで、ご自身で調査いただき無理のない範囲での活動をおすすめします

NFT Sales

Meebits: CryptoPunksをリリースしたLarva Labsがリリースした3Dアバターはヒットするのか?

参照:https://meebits.larvalabs.com/

CryptoPunksで大ヒットを出しているLarva Labsがリリースした新しいNFTのシリーズです。外見は3Dのアバターの形状をしており、CryptoPunksの3D版といったものになっています。また、メタバースでの活用を想定しており、所有者はサイトからアバター化できるファイルのダウンロードが可能となっています。合計20,000体が作成されています。

CryptoPunksとAutoglyphの所有者には無料でMeebitsが配布されました。また、オープンの販売もあり、Meebitsは2.5ETHから始まり、値段が下がっていくダッチオークション方式で9000体が販売されました。半日もかからず完売しています。

2ETH以上で9000体が販売されたので、おおよそ70−80億円ほどの売り上げを半日で達成したことになります。CryptoPunksは現在でも20ETHあたりが最終価格であり一般人には手の出ないアイテムとなっています。そう見ると2ETHは安く見えるでしょう。OpenSeaの情報を確認すると現在のフロア価格は1.5ETHで平均価格は5.25ETHとなっています。

CryptoPunksはTwitterでも見かける方も多いと思いますが、富裕層のアイコンとしての地位を確立しています。メタバースが繰り広げる3D世界でも自己アイデンティティとなるプレミアアバターとしての地位を確保できるでしょうか?

https://meebits.larvalabs.com/

PlayboyがNFTに真剣な表情で参入した

Playboy誌が5月4日にNifty GatewayにてNFTArtを販売しました。全ての商品が完売となり、1点ものオークションは$250k(2700万円)で落札されています。オークション落札者は、Playboyの準備するVIP体験がプレゼントされます。同行者を3人連れて行けるようです。

Playboyといえば、一昔前のエロ雑誌の代表みたいな立ち位置の雑誌でした。今回のNFTアート作品には、哲学を込めた丁寧な解説メッセージがありました。真剣に女性の美を追い求めた思想を体現するためにNFTArtに手を出したと伝えたい気持ちが伝わった。Nifty Gatewayのサイトにいって一度紹介文章を読んでほしい。

https://niftygateway.com/collections/playboyxslime
tweet

Gary VaynerchukがNFTのコレクションを作るなら

シリアルアントレプレナーでクリプト業界でも著名人の Garyが10,255 個からなるNFTの販売を開始することを発表しました。このNFTの所有者は彼の主催するNFT所有者専用のイベント VeeConへの参加資格が3年間与えられます。また、300個のアクセストークンは更なるビジネスサポート的な権利を得られるトークンです。詳しくはこちらの VeeFriendsで確認してください。

シリアルアントレプレナーの出すNFTはビジネスに効くNFTの権利がついています。この権利を管理者なしで証明できるのがまさにNFTの真骨頂です。ビジネスをコンテンツとするNFTのモデルケースとなるのではないでしょうか?

VeeFriends
CNBCの記事

波多野結衣さんのNFTコレクションはやっぱり最強であった。

セクシーアイドルの波多野結衣さんがNFTのカードコレクションをリリースしました。3000枚のカードは数分で販売完了しました。数分で1.63億円の販売を記録しました。今回の販売では、規定の枚数が売れると値段が上がっていく方式でどんどん値段が釣り上がります。また、カードの中身は開封するまではそのランクなども不明なものとなっていました。カードは、彼女のスナップショットとなっています。

ま上位ランクのカードには特別な特典もついていました。レジェンダリーという最高クラスのカードを2枚手に入れると、箱根温泉旅行がプレゼントされるようです。NFTカードだけでなく体験付きのNFTの販売となります。

販売に実際に参加をしてみましたが、全然ボタンが押せません。うまく買えた人は運も強くあったのでしょう。カードは販売後から2次販売も開始され、レジェンダリーカードは、1200万円程度で取引されたことも確認されています。中国語圏向けへのプロモーションも積極的でしたし、Telegramでは中国語が飛び交っていたことから彼女のファンの多い中国圏からの多数の参加があったと思われます。

2次流通はTreasurelandというマーケットで行われています。こちらでどんなカードが販売されているか確認ができます。それぞれがオリジナリティがあるフォトとなっています。

coinpostの記事
CryptoTimesによるYouTube解説

上原亜衣さんが分割不可能なガールフレンドに

セクシーアイドルの上原亜衣さんもNFTをリリースしています。NFTはRaribleでオークション販売が行われています。今回のシリーズは、Non-Fungible Girlfriendと題しており、デート中をイメージさせるスナップショットの画像が表示されています。購入者は、スペシャルムービーを入手することができることが説明されています。

多くの方はNFTのメタデータである、写真にお金を払っているわけではないと思っています。無料でエロチックなコンテンツに接触できる時代になっています。

セクシーアイドルのNFTは初物に近いことで転売の可能性を持っていること、NFTに付随する特典に惹かれていることなどが主要因になるのでしょうか。

波多野さんも上原さんもしっかりと、中国語/英語ファーストでのプロモーションを心がけています。ドメスティックでのビジネスが主であったセクシーアイドルもローカルの力をあまり借りずに世界展開ができる時代が来たのかもしれないと思います。

告知ツイート

BABY METALはNFTで10周年を祝う

海外にもファンが多いヘビーメタルバンドBABY METALが活動10周年を記念したトレーディングカードをNFT化して発売をしました。おまけとしてレコードも付属しています。1000個限定で11,100円の定価販売でした。NFTはWAX上で生成されます。

販売に参加しました。支払いはカードかPayPalで行うことができましたが、PayPalは入力が簡単で今回のケースで言えば有利であったようです。無事に購入することができました。以前からファンでしたので10年を祝う気持ちもあり、彼女たちの初NFTはぜひ手に入れたかったのです。

WAXは最近たびたび話題にでてきます。メジャーなチェーンではなかったのですが、最近はファン心を揺さぶる出品をしてきます。WAXのサイトも機能も豊富でしっかりNFTに向き合っていることを確信しました。今後WAXも注目していきます。

新しい経済の記事
公式販売サイト

NFT Platform

NFTb: Binanceは自社NFTサイトの構築とともにDAO的運営予定のBSC上で展開するNFT Marketへの投資を決めた

NFTbは4月30日にオープンしたばかりのBSC上のNFTマーケットです。現在は、選定されたアーティストの作品が並んでいます。NFTbは、コミュニティー所有のプラットフォームの形を目指しています。独自トークンの発行も行い、そのトークンはPancakeSwapでステーキングも行えるようになります。

Binanceは、自社のBinance NFTの開発を発表したばかりですが、同時にNFTbへの出資も行います。

BinanceはBSC上でのエコシステムの構築を真剣に進めていることを感じています。カバーエリアはとても重複するため競合もしそうですが、それよりもBSCを育てることが重要なのでしょう。NFTbはコミュニティ主導のプラットフォームを掲げています。コミュニティ主導のプラットフォームがBSCでうまく形成されるか注目しています。

THE BLOCKの記事
NFTbの告知記事

Genies: 3Dアバタービジネスを加速させる$65Mの資金調達

参照: https://genies.com/developers

3Dアバターを展開するGeniesが$65Mの資金調達を行ないました。Geniesは有名人を起用したアバターでのビジネスを始めており今回の資金調達でFlow上でのマーケットプレース構築をおこなっていきます。

Meebitsといい3Dのメタバースで使えるアバターは2021年の大きなトピックスの一つとなっていきます。今回の資金調達も70億円相当と比較的まとまった金額となっています。メタバースとアバターについては皆さんも注目されていくと良いかなと思っています。現在、メタバースはETHエコシステム上が中心となっています。Flowで展開する判断をしていますが、FLOW上に大きなメタバースが生まれるのか、アバターがチェーンを越えるのか気になります。

venturebeatの記事
Geniesのサイト

Eコマースの雄 eBayもNFTマーケットプラットフォームや仮想通貨決済を検討

eBayのCEOはCNBCのインタビューの中でeBayによるNFTのマーケットプレースや仮想通貨決済の提供について検討していると語りました。

eBayはここまで仮想通貨関連で大きなニュースに出てこなかったが、とうとう検討していることを外に表明しました。既存大手企業の仮想通貨対応、NFT対応を行わないことは、他社にパイを奪われることを意味します。

コインポストの記事
CNBCのインタビュー

Special Usage

Uniswap V3 LP TokenはNFT化されている。イメージはオンチェーンで生成しているところがエモい

Uniswapが V3の機能で発行されるLPをNFT化しました。V3ではトークンをPoolするときに、価格の範囲を決めることができます。

価格の範囲というパラメータの追加により、既存のERC20のLPトークンでは対応できなくなるためNFTのLP Tokenで価格レンジをトークンに格納できるようにしています。TokenはImageのMetaDataを持ち、そのデータにLPの価格レンジも表現されているのです。

参照:https://uniswap.org/blog/launch-uniswap-v3/

 

V3の概念も美しいのですが、NFTを構成するSVGの画像は、スマートコントラクト内で生成されています。NFTのメタデータの画像は別途用意してその所在をメタデータとして提供することがほとんどでコストのかかるスマートコントラクトで画像生成するのは、特別な状態です。LP生成はコントラクトで行われる行為なのでここにオフチェーンの作業を入れたくなかったのでしょう。

イメージ生成のコントラクト部分はアップグレード可能なコントラクトとして実装していて季節ごとにNFTイメージの刷新をする可能性を示唆しています。LPトークンの季節ごとの着せ替えとはなかなか粋(いき)ではないでしょうか。

UniswapによるV3のリリース記事
開発者のツイート



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