Press "Enter" to skip to content

週間 NFTニュース #9 2021/04/05

NFTは盛り上がってきています。この週間NFTニュースで、その空気を感じていただけるとうれしい。こちらのツイッターアカウントで、リアルタイムで情報発信しています。よろしければフォローください。

このニュースは、特定のNFTの購入を勧めません。紹介されたプロジェクトの安全性を補償するものではありませんことご了承の上ご購読ください。

スキャムとわかるものは、言及しないようにしていきますが、プロジェクトの成功の可否や運営の失敗交代、スキャムになるな可能性があります。投資するタイミングで、調べていただき無理のない範囲での活動をおすすめします。

現代アートの巨匠 村上隆さんが初のNFTArtをリリース

https://opensea.io/collection/murakami-dot-flowers
https://www.instagram.com/p/CNBz4Dll89x/

 

この投稿をInstagramで見る

 

Takashi Murakami(@takashipom)がシェアした投稿

現代アートの巨匠 村上隆さんが初のNFTArt作品をOpenSeaにてリリースしました。毎日12枚ずつ追加が行われます。合計108個出品されたタイミングで、オークションをスタートする予定であることが明言されています。

とうとう現代アーティストの巨匠が動き出しました。日本国内の現代アート界に大きな影響を及ぼすことでしょう。108枚そろうのはこのニュースがリリースされた週の4/8になると計算されます。オークションの動向は楽しみですね。現在#0000の最小のシリアル番号のアートが55 ETHのオファーが入っており、1000万円を超えています。

大物音楽アーティストが続々NFTArtをリリース

  • Calvin Harris (世界トップクラスのDJ/プロデューサー)@ Nifty Gateway
  • Snoop Dogg (世界トップクラスのラッパー) @ Crypto.com

https://niftygateway.com/collections/harrisnava
https://crypto.com/nft/drops-event/80b2e021d4cbfbc43789db5377ecf1ed

超大物の音楽アーティストのNFT販売が始まっている。 Calvin Harris,  Snoop Doggといった世界No.1と言える方々のNFTリリースが続いてる。

Snoop DoggのNFTをプロディースしたのは、中堅仮想通貨取引所の Crypto.com 日本ではあまり知られておらず、NFTに関しても始めたばかりであるが、先週のF1アストン・マーチンでも取り上げたが、ユニークなIPをとりそろえどんどん注目されている。

NFTの事業担当者は音楽業界が長いIPに強い方である。彼が引っ張ってきたことは間違えないだろう。これは日本の新規NFT事業者にとっても動向をみた方がよいでしょう。NFT販売の先駆者に食い付き、勝つためにCrypto.comは大物のプロデューサーを連れてきた。

NBA Top Shotを成功させた Dapper Labが $305Mの資金調達

https://www.forbes.com/sites/brettknight/2021/03/30/nba-top-shot-dapper-labs-nft-funding/
https://www.coindesk.com/michael-jordan-joins-305m-investment-in-firm-behind-nba-top-shot

Dapper Labsは、$305Mの投資を受けることが決定したい。出資者にはマイケルジョーダンや多くのスポーツ選手、 a16zを含む投資集団からの投資をうけています。日本人の本田圭佑氏経営するVCも名を連ねています。

巨額の投資額。この金額レベルはやはり最近の中でも群をぬいています。そしてその投資をした面々が、スポーツプレーヤーやエンターテイメント業界の方も多く、NFTを絡めたビジネスへの展開を期待させる。また投資された方々のDapper Labへのサポートも多少なりとも期待できることを考えるとこの投資は金額+αの意味をもつのではないだろうか。

VCによる近々のNFT関連プラットフォームへの投資をまとめてみるとこんな感じです。NFT関連プラットフォームへの投資は今まさにVCにとっては時期のようです。

Rarible $1.75M
SuperRare $9M
Enjin $18.9M(token Sale)
OpenSea $23M
Dapper Labs $305M

Enjinがプラベートセールで $18.9Mの資金を調達。NFTのためのブロックチェーンEfinity の開発に利用

https://ja.enjin.io/blog/efinity-private-sale

Enjinは、NFTのための新しいブロックチェーンの開発を始める。そのブロックチェーンはPolkadotのParachainと呼ばれるPolkadotと接続されるチェーンとなり、名称を Efinityと命名している。そのEfinityで利用できるトークンが FEIである。

Polkadotはインターチェーンを主目的としたネットワークで、Ethereumなどの、外部ブロックチェーン上にあるNFTを持ち込めるようにする構想を掲げている。

Ethereumのガス代問題のせいで、プラットフォームの分散化がすすんでいる。Dapper Labは独自のブロックチェーンのFLOWを構築し、NBA Top Shotで大成功をおさめている。Ethereumの全ての取引に匹敵する金額を1つのアプリ叩き出しているのだ。

Enjinも長くNFTのビジネスを行っており、Ethereum L1以外の選択肢と次の1手を行う必要があった。PolkadotはEthereumと違う基盤であり、これからの進展が楽しみである。

コンセンサス・ベイスが、3Dアバター特化型NFT売買プラットフォームを開始

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000024596.html

コンセンサス・ベイスは、メタバースにおける3Dアバター(*1)に特化したNFT売買プラットフォーム「AvatarSystem(仮)」の開始を発表しました。3Dアバター/NFTを自社メタバースを活用したい企業に向けてサービスを提供します。

メタバースはNFTとの関連が深い。また暗号通貨の世界の一つのポート的な場所となっている。購入したNFTを着飾ったり、自分の土地に飾ることが一般的になってきた。3DアバターのNFT事業はメタバースの進化とともに需要が高まってくると思う

メルカリが子会社で仮想通貨事業を本格化、NFT事業も含まれる

https://japanese.engadget.com/mercari-062618884.html

メルカリが新会社「メルコイン」を立ち上げます。メルコインはメルカリグループ内でブロックチェーンに携わる事業も開発を進めていきます。暗号資産交換業事業も行っていくとのこと。

以前より研究開発の分野でブロックチェーン領域に関しては発信を続けてきたメルカリがとうとう、事業の開始を発表した。NFTに対する力もしっかり入れることが発言からうかがえる。

これまで、リアルな物でのフリマで圧倒的な地位を持つ、メルカリがNFT事業もはじめることはとても興味深い。個人vs個人がベースの商売を得意としているので、同様な構造をもつNFTとは相性がよいのではないだろうか。ぜひ、普通のNFT交換所では終わってほしくないと思う

音楽専門のNFTマーケットプレイス The NFT Recordsが始動

https://teaser.thenftrecords.com/

音楽専門のNFTマーケットプレースが日本初の事業として始動する。これまでNFTのマーケットは、画像もしくはムービーを中心としたUIが中心であり、音情報も扱っていたが、限定的な扱いであった。

音に対するNFTへの取り組みは予想以上に積極的な印象をもっている。海外の大物アーティストが早い段階からNFTを発表してきている。また、オイラービートのような、アルゴリジムによる音楽生成もある。専門のNFTならではのUIや取り組みを期待したい。


Twitterをフォローいただけますと、掲載時にお知らせができます。
ツイッターはこちら

編集後記

4月10日より、コミュニティーによるNFTのアートフェス Crypto Art Festaが行われます。バーチャル空間にNFTArtが飾られます。3桁に迫る数のアーティストやプログラマの方が参加します。国内ではもちろん最大級かつ世界でも類をみない規模となるかとおもいます。これは楽しみですね。来週のニュースの時には開演していると思うのでその様子をニュースとして取り上げていきたいです。

 

今晩もNFT NIGHT行ます。遊びにきてね。

https://www.joinclubhouse.com/event/m37KWEkm

免責事項: 本ニュースの情報により、みなさまに発生あるいは誘発されたいかなる損害について作者ならびに関係者は一切その責任を負いません。本ニュースはいかなる商品を勧誘するものでも、投資情報を提供するものでもありません

Comments are closed.